2009/5/29 金曜日

ブンとそうめんの良い関係

Filed under: 高谷 亜由 — takaya @ 11:52:58

太陽の光がさんさんと、気持ちの良い季節になってきました。

この時季になると、料理教室では夏向きの麺料理を作ります。
ベトナムにはアツアツの汁麺だけでなく、汁なしでたっぷりの具を混ぜる和え麺や、タレに浸けて食べるつけ麺風のものなど、これは暑い日のほうが美味しいな、とお天気に味を左右される麺があります。蒸し暑い南国ならではの、麺料理の在り方でしょうか。麺なのに生野菜がたっぷり添えられていたり、タレもさっぱりと甘酸っぱいものが多いので、ちょっとしたサラダのようにできあがるところも、サッパリ食べたい夏気分にぴったりです。

ベトナムの汁なし麺料理では、「ブン」という麺が大活躍します。
日本でも名の知れた「フォー」より、現地の食卓では、もう少しへヴィローテーションするお米の麺。フォーよりも細くて丸みがあり、コシの弱いあっさりとした食感なので、和えダレや浸けダレにもよくからまって美味しいし、ほかの具を邪魔することなくバランスも抜群です。

betomeshi_bunbo.jpg

私は最近のお気に入りは、ブンをそうめんに代えて食べること。
これはいつだったか、生徒さんが「ブンってそうめんに似ていますね」とおっしゃっていたのがきっかけでした。
純和風のそうめんですが、味のベースとなるヌクマムとの相性が良いからか、アジア風な味付けにも意外とマッチします。夏場の台所にはだいたいストックされているし、栄養の偏りがちなそうめん料理も、ベトナム式で食べれば肉も野菜もバランスよく食べられて良い感じ。
上の写真は、来月の料理教室で作る「牛肉の冷やし和え麺」。これもぜひそうめんでも試食していただきたいな、と思っています。

「ベトナム料理の食材って買いにくくないですか?一度買っても、余ってしまうし…」
そんな声をちらほら聞きますが、それなら発想を転換させて、うちにあるものでも美味しいベトナム料理へしあげる工夫をしてみましょう。日本の食材でも雰囲気を変えることなく、上手に置き換えられるものがわりにあります。そのアイディアやポイントを知ることも、異国料理を手軽に美味しく作れるようになるための、大切な一歩かもしれません。
ところで先日、ベトナム在住の友人が「ブン料理、そうめんも美味しいけど冷麦もいけるよ」と教えてくれたので、今夏はこれにもトライしてみようと思っているところです。

2009/5/21 木曜日

日越、さつま揚げ比べ

Filed under: 井本直美 — imoto @ 15:24:42

大阪では「天ぷら」とも呼ばれる「さつま揚げ」はベトナムにもあります。
作り方はだいたい同じなのですが、大きな違いは大きさです。
この1週間は子供が「自宅待機中」で、ひたすら家にいるので
一緒にベトナムのさつま揚げ(Cha Ca)を作りました。
2009-5-20-001.JPG
右側がベトナムの一般的な大きさで左が日本のです。

ベトナムではヌックマムやチリソースにつけて食べたり、
麺のトッピングにしたりします。
中身もコリアンダー入りがあったり、レモングラス入りがあったり、
シナモン入りがあったりと日本のものより香り豊かです。

夫の実家ではよくイカたっぷりのさつま揚げを作ります。
ベトナムでは地道にすり鉢で粘りが出るまで叩いて作るのですが
フードプロセッサーを使うと手軽に作れるので、
大きく広げたさつま揚げをつくってみませんか?

2009/5/14 木曜日

北部の野菜料理

Filed under: 伊藤 忍 — itoh @ 12:58:52

「ベトナム料理」と言っても、地方によって味付けや料理法にかなり違いがあります。そのため現地では、料理について南部、中部、北部とだいたい3つの地方にわけて語られることが多いのですが、今回は北部の野菜の料理についてのお話しです。

「ベトナム料理は野菜がたくさん」と日本でも紹介されているので、多くの人がそのような印象を持っていると思いますが、その多くはいろいろな料理を巻いて食べる生野菜であったり、麺などにトッピングするハーブであったり、生の野菜でしょうか。しかし、ベトナム人は生の野菜だけでなく、加熱した野菜もたっぷり取ります。特に家庭の普段のおかずとなると、加熱した野菜料理をよく食べます。中でも北部地方は、四季があることもあり、生野菜よりも、加熱した野菜の方を多く食べます。

この、北部の野菜料理、とてもシンプルで簡単のものばかりで、私は大好きです。
ngon-cai.jpg
Ngon cai luoc cham mam trung
若い菜っ葉をゆでたものを卵入りのヌックマムに付けて食べます。こちらのタレ、よくゆでたキャベツやゆでた青菜に添えるもの。卵をグチャグチャにつぶして食べます。
susu-muoi-vung.jpg
Susu luoc muoi vung
ゆでたハヤトウリをごまと砕いたピーナッツを混ぜた塩に付けて食べます。
ngon-susu.jpg
Ngon susu xao
隼人瓜のつるの先の方を炒めたもの。シンプルにヌックマムとにんにくの味付け。lau-lang.jpg
Rau lang xao
さつまいものつる炒め。こちらも上記料理同様の炒め物、素材はサツマイモのつる。
ngo-ran.jpg
Ngo ran
とうもろこしの衣揚げ。1粒1粒に粉をまぶして揚げたもの。
dua-chut.jpg
Dua chut muoi tom
これは生ですが、きゅうりの海老塩添え。海老の粉入りの塩にきゅうりを付けて食べるだけですが、立派なおつまみに。

これはほんの一部ですが、とにかくシンプルに食べるものが多いのが特徴です。地味な料理ではありますが、どれも野菜のおいしさを味わえます。別のお野菜なども使って、日本でもまねてみて下さい。

2009/5/8 金曜日

cơm trưa văn phòng

Filed under: 富澤由紀 — tomizawa @ 17:41:18

コムチュアバンフォン

=オフィスランチ ビジネスランチ

と訳したらよいでしょうか。お昼の定食のことで、お茶の時間や夜には食事を出さないカフェでも昼はお昼の定食を出しているという宣伝を見かけます。
配達もしてくれる。

値段は最近ホーチミン市では安くても15000ドン(約80円)~で25000ドン(約140円)前後が多いよう。


コム・ビン・ヤン(庶民食堂)と違うのは、おかずが並んでいるところで注文するのではなく、テーブルにのっている日替わりメニューの

メインのおかず
副菜
スープ

のそれぞれ1-3種類の選択肢の中から選んで頼むというところ。
おやつにチェーや果物がお皿にのって出てきたり、スプーンとフォークが日本の洋食屋のように紙ナプキンで包まれてきたりとコム・ビン・ヤンよりちょっとグレードアップな感じです。

教室の近くのヘム(小道)にちょっとこぎれいなカフェができて、そこでもお昼の定食があったので食べに行きました。

com-trua-van-phong.jpg

この日のおかずメニューはこんな感じ

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主菜

鶏のレモングラス炒め煮
魚のトマトソース
豚の煮付け

副菜

蒸しオクラ
たけのこと豚肉の炒め物


スープ

かぼちゃのスープ


おやつ

緑豆とタピオカ、さつまいものチェー


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このカフェはテーブルの上にA3くらいの紙がテーブルクロスの代わりに敷いてあり、クレヨンがあって絵がかけるようになっていました。意味のない落書きをして、友達としゃべりながらご飯を待つ。作りおきのおかずなので、すぐに出てきます。

ローカルの定食屋さんにいってみたいけれど、雑然としていて勇気が出ない。。。。という方にはオフィスランチおすすめです。







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