ハノイの素敵なカフェ事情
遅ればせながら…
こちらのブログでは、あけましておめでとうございます。
すっかり2月になってしまいましたが、私のべトめし2010は、ベトナム北部の町・ハノイからスタート。コートの襟をかき合わせつつレストランを渡り歩いたり、温かいものをふうふうやったりしながら、冬のベトナム料理を満喫してきました。
昔から食べものや気候などすっかりホーチミン贔屓の私ですが、最近ほかの地方へもわりと足を運ぶようになって、ハノイのほうが好きやなぁ、と思わされるものがいくつかあります。そのひとつが、カフェ事情。
ハノイのカフェ、というか喫茶店と呼びたくなるような、古いコーヒー屋は素敵です。ホーチミンのカフェがバーンとお洒落で開放的なのに対し、ハノイの喫茶店はなんとなく地味で内向的。薄暗い店内に古めかしい音楽、お客さんの声もどこかひっそりとしている。でも、誰かと語り合いたくて腰を下ろしている、という雰囲気が、さりげないながらも絵になっているような気がするのです。
ハノイでしか見かけないドリンクメニューというのも、いくつかあります。

すっかり有名な、ca phe trung(カフェ・チュン)。大きな湖を展望できる、気持ちの良い雰囲気の老舗カフェで飲みました。
Ca phe trungとは、「卵コーヒー」という意味。ミルクコーヒーの上に、ふわふわのメレンゲがのっかっています。初めてカプチーノを飲んだベトナム人がアレンジして作った、と言われていて、確かにベトナム風カプチーノといった様子。身体じゅうにジワジワと染み入るような濃厚な甘さで、寝ぼけまなこの早朝にはピッタリです。

こちらはハノイで流行中の、ca phe sua chua(カフェ・スア・チュア)。ヨーグルトコーヒーという、摩訶不思議な飲みものです。
その名のとおり、コーヒーとヨーグルトがグラスに入って出てくるので、カチャカチャとよく混ぜ合わせていただきます。酸味×酸味という奇妙な味わいに、初めは???という感じの飲み心地でしたが、舌が慣れてくると意外においしい。
ハノイやホーチミンなどの都会はもちろん、どんなに田舎へ行っても、コーヒーだけはゆっくりと飲める。コーヒーを偏愛する身としては、まったくこれほど有難いことはありません。